犬の毛並みを美しくする7つの習慣

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美しい被毛のサルーキの画像

愛犬の毛並みは 健康状態や日々のお手入れを映す鏡のような存在 です。
ふわふわでツヤのある毛並みは、見た目の美しさだけでなく、 皮膚の健康や体の内側の状態 とも深く関係しています。

今回は、毛並みを美しく保つための基本から、見落としがちなケアのポイント、季節に応じた対策まで詳しく解説していきます。

美しい毛並みのチェックポイント

まずは、愛犬の毛並みを判断する基準を知っておきましょう。

犬種にもよりますが 理想的な毛並みは、ツヤがあり、指通りがなめらかで、触ったときにふんわりとした弾力がある状態です
毛が均一に生えそろっていて、フケが出ておらず、地肌もピンク色でしっとりしているのがベストといえます。

一方で、つぎのような状態は要注意です。

  • 毛がパサついていて、手触りがゴワゴワしている
  • 地肌が赤くなっていたり、かゆみを訴えるしぐさが見られる
  • フケが出る、毛がベタつく、毛玉ができやすい
  • 抜け毛が異常に多い

これらは、 食生活の乱れや皮膚トラブル、あるいはストレスや病気のサイン であることも。
毛並みの状態に敏感になり、早めに気づくことが愛犬の健康を守る第一歩です。

食事は毛並みケアの基本

美しい毛を育てるには、 外側からのお手入れだけでは不十分 です。
皮膚や被毛の原材料となる「たんぱく質」や「脂質」、そしてそれを代謝するビタミン・ミネラルがそろってこそ、理想的な毛並みが育ちます。

たとえば、たんぱく質が不足すると毛が細くなり、ツヤが失われやすくなります。
また、 オメガ3脂肪酸(DHAやEPA)などの良質な脂質は皮膚のうるおいを保ち、フケやかゆみを防ぐ 働きがあります。

食事内容がドライフードのみの場合は、 栄養バランスのよい総合栄養食を選ぶ ことが大切です。
近年では「皮膚・被毛サポート」など特定の健康状態に配慮したプレミアムフードも多く出回っているので、愛犬の体質や年齢に合わせて選ぶ とよいでしょう。

もちろん、食事の急な変更はお腹を壊す原因になりますので 1週間ほどかけて少しずつ切り替えましょう

毎日の「ブラッシング」は効果大

愛犬の毛並みを美しく保つうえで欠かせないのが 日々のブラッシング です。
一見地味なケアですが、 ブラッシングには抜け毛や汚れを取り除くこと以外にもたくさんのメリット があります。

まず、 皮膚に軽く刺激を与えることで血行がよくなり、毛根への栄養供給が促進 されます。
また、皮膚から分泌された天然の油(皮脂)が毛全体に行き渡ることで、 自然なツヤとしなやかさが生まれます

犬種によっては、デイリーケアはが必須です。
たとえばポメラニアンやゴールデン・レトリバーなどの長毛種は、 毛玉になりやすいため毎日のブラッシング が推奨されます。 短毛種であっても、週2〜3回ほど軽くブラッシングするだけで少しずつ毛並みに違いが出てきます。

シャンプーのしすぎはNG! 適切な頻度と方法を

毛を清潔に保つために シャンプーは欠かせませんが、やりすぎは逆効果 になることも。
犬の皮膚は人間よりも薄く繊細で、 頻繁に洗いすぎると皮脂膜が失われて乾燥やかゆみを引き起こします

目安としては、 月1~2回程度のシャンプーが理想 です。
被毛の状態や生活環境によって異なりますが、 においが気になるからと洗いすぎるのは控えた方がよい でしょう。

また、使用するシャンプーも重要です。
人間用は刺激が強すぎるため、 犬専用の低刺激・無香料のものを選びましょう

ぬるま湯でしっかり濡らし、泡立てたシャンプーでやさしくマッサージするように洗います。
すすぎは念入りに行い、 すすぎ残しのないように気をつけてください
ドライヤーで完全に乾かすことも皮膚トラブル予防には欠かせません

シャンプー後や乾燥する季節にホホバオイル

シャンプー後や空気が乾燥する冬場は、 皮膚や毛も水分を失いやすくなります
そんな時期におすすめなのが 天然由来成分のホホバオイル です。

ホホバオイルは皮脂に近い構造 をしており、肌になじみやすく刺激が少ないのが特徴です。

ホホバオイルを使う際のポイントはつぎのとおりです。

  • 最初はパッチテストをして、アレルギーがないか確認する
  • 食用グレード・無添加の製品を選ぶ
  • ごく少量を手に取り、薄くなじませる
  • 毛や皮膚に塗ったあと、犬がなめすぎないように注意する

ホホバオイルを正しく使えば、乾燥シーズンでもしっとりとした毛並みを維持 できます。

ただし、狭い範囲から少しずつ試していき、もし皮膚トラブルがある場合は使用を控え、必ず獣医師に相談しましょう。

毛のツヤには「水分補給」も重要!

見落とされがちですが、 十分な水分補給は毛並みケアに直結する要素 です。
水が足りないと血流が悪くなり、毛根に十分な栄養が届かなくなります。

特にドライフード中心の食事では、水分摂取が不足しやすいため、 日常的に水をしっかり飲んでもらう工夫が必要 です。

以下のような方法が効果的です:

  • 給水器ではなく、ボウルに入れた新鮮な水をこまめに交換
  • 冬場はぬるま湯を用意する
  • ドライフードに水分を加えたり、スープをかける
  • 複数の場所に水を設置してアクセスしやすくする

飲まなすぎ・飲みすぎは病気の兆候の場合もあるので、 飲水量に変化があったら動物病院に相談 しましょう。

毛並みケアは「毎日の積み重ね」がカギ

毛並みを美しく保つ上で大切なのは、 毎日の積み重ねと気づく力 です。

食事、ブラッシング、シャンプー、乾燥対策、水分補給。
どれもすぐに始められるものばかりですが、 これらを丁寧に続けていくことこそが、愛犬の美しい被毛を育む最大の秘訣 です。
何より、被毛のチェックは愛犬の健康状態の変化に気づく第一歩。

ぜひ今日から、できることから始めてみてください。

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ペトラ編集部

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