犬や猫は歯磨き必須! 健康寿命を延ばす正しい口腔ケア

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寒い季節になると、愛犬や愛猫の口元のにおいが気になることはありませんか?
それは、歯磨きを怠っているサインかもしれません。

実は、犬や猫の口腔ケアは全身の健康と深く関係する大切な習慣です。
今回は、歯磨きの重要性や理想の頻度、準備すべき道具、上手な歯磨きの方法などをご紹介します。

おさらいしたい歯磨きの重要性

犬や猫の歯に付着した歯垢は、放置すると歯石へと変化します。
歯石は細菌の温床となり、「歯周病」を引き起こす最大の原因 です。

歯周病は口の中だけでなく、心臓や腎臓、肝臓にまで影響を及ぼします。
特に高齢の子では、これらの病気が命に関わるほど深刻になることもあります。

つまり、歯磨きは単なる口臭ケアではなく、全身の健康を守る予防医療として欠かせない習慣です。

歯磨きの理想の頻度とは?

歯垢は約24〜48時間で歯石になってしまいます。
そのため、理想は「毎日」歯磨きをすること
しかし、毎日磨くのが難しい場合は、最低でも週に2〜3回はケアしたいところです。
例えば「週のうち水・金・日だけは磨く」といったリズムがあると習慣化しやすいでしょう。

デンタルガムや飲み水に入れる口腔ケア製品を併用すれば、歯磨きできない日もしっかりサポートできます。

歯磨きに使う道具と選び方

歯磨きには、以下の道具を用意しましょう。

ペット用歯ブラシ

小さなヘッドと柔らかい毛先で、犬猫の口に優しくフィットします。

歯磨きシート

歯ブラシが苦手な子には、指に巻いて使えるシートがおすすめです。

ペット用歯磨き粉

歯磨きをより効率的に行えたり、ペットが喜ぶフレーバーのものまでさまざま。
人間用の歯磨き粉は、キシリトールやフッ素が入っており中毒の危険があるため、絶対に使わないでください。

歯磨きのコツと時間の目安

歯磨きの所要時間は、1回あたり2〜3分程度が理想。
長すぎるとペットにストレスを与えてしまうため、初めは短時間から始めましょう。

最初は口元に触れることから練習を始め、慣れてきたら奥歯から順に磨くとスムーズです。
嫌がるそぶりを見せたら無理強いせず、中断してご褒美を与えることも大切です。
歯磨きが「楽しい時間」と思ってもらえるような工夫をしましょう。

歯磨きが難しい場合の代替ケア

どうしても歯磨きが難しい場合は、次のような代替手段があります。

デンタルガム

噛むことによって歯垢を落とし、唾液の分泌を促す効果があります。

デンタルトイ

遊びながら歯垢ケアができるアイテムです。歯磨きが嫌いな子にぴったり。

口腔ケア添加剤

ふりかけとして食べられるものや飲み水に入れるだけで口腔内ケアができるものもありますが、補助として使いましょう。

大切なのは、ささやかでも習慣として続けていくことです。

健康寿命を伸ばす愛犬・愛猫の口腔ケア

犬や猫の歯磨きは、健康寿命を延ばすためのもっとも重要なケアのひとつです。
理想は毎日の歯磨きですが、週に数回のケアでも十分に歯周病を防ぐ効果があります。

歯磨きが苦手な子にも、やさしく、楽しく教えていくことが大切です。
ぜひ今日から歯磨き習慣を始めて、愛犬・愛猫との生活をより快適なものにしていきましょう。

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