未経験からペットシッター開業! 資格・準備と始め方ガイド

ペットシッターとトイプードルの画像

「動物が大好き!」という気持ちを仕事にしてみたい。 そんな方にぴったりなのが今注目の「ペットシッター」という働き方です。

飼い主さんが旅行や出張で家を空けるとき、ペットのお世話を代わりに引き受けるこの仕事は年々需要が高まっています。
今回は、ペットシッターになるにはどんな資格が必要なのか、開業方法や未経験から始めるためのステップなど、わかりやすく解説します!

ペットシッターの仕事とは?

ペットシッターの仕事は、主に飼い主さんの自宅に訪問してペットのお世話をすること。
ペットホテルと違い、 ペットがいつもの慣れた環境で過ごせるというメリットがあります。

主な業務は、エサやり、トイレ掃除、お散歩、遊び相手などです。
犬や猫だけでなく、うさぎや小鳥、ハムスター、爬虫類のお世話をすることもあります。

また、単にお世話するだけでなく、 報告メールやLINEでペットの様子や写真を送るなど、飼い主さんとの信頼関係を築くことも大切なお仕事です。

必要な資格やおすすめの講座は?

実は、 ペットシッターになるために国家資格は必要ありません
ただし、動物の扱いに関する知識や、基本的なケアのスキルはしっかり身につけておく必要があります。

ペットシッターの中には 民間資格を取得してからスタートする方もいます。 なかでも有名なのは、

  • ペットシッター士(日本ペットシッター協会認定)
  • ペットシッター資格(日本キャリア教育技能検定協会)
  • 認定ペットシッター(一般社団法人 全日本動物専門教育協会)

など。

これらの資格は、 通信講座やオンライン学習で取得可能なものも多く、忙しい方でも取り組みやすいのが魅力です。
必須ではないものの、資格があることで お客様からの信頼度もぐっと高まります

開業するには? 必要な準備と届け出

個人でペットシッターを始める場合、「動物取扱業(保管)」の登録が必要になります。
これは各都道府県の保健所などに申請することになっていて、 開業前に必須のステップです。

なお、登録にはつぎの条件のいずれかを満たす必要があります。

  • 指定の資格を持っている
  • 動物の飼養管理に関する実務経験がある(半年以上など)

また、登録には事務所の所在地(住所)も必要です。
これは自宅でもOKですが、 書類の整備や清掃環境の確認などは求められます。

そのほかにも、 名刺やチラシの作成、ホームページやSNSの開設など、開業に向けた準備は意外とたくさん。
自分だけのサービスをつくりあげるワクワク感を楽しんでください!

未経験からのステップ

未経験の方もまずは小さなステップから始めていきましょう。

たとえば、 資格取得を目指すところからスタートするのもおすすめです。
そこからボランティアや知人のペットをお世話してみるなど、 少しずつ実践経験を積んでいくと自信がつきます。

いきなり独立、開業するのが不安なら、ペットシッター事業を行っている企業やフリーランスのもとで、 アシスタントとして働くのも良い選択肢です。
経験を重ねながら、将来の開業のイメージを膨らませましょう。

ペット好きが活躍できる!

ペットシッターは、動物たちと信頼関係を築きながら人の暮らしにも役立てるお仕事です。
「好き」を仕事にできるチャンスでもありますし、今後ますます需要が高まる分野でもあります。

もちろん、命を預かる仕事ですから責任もともないますが、その分やりがいもたっぷり。

あなたのペット愛が、誰かの助けになるかもしれません
興味をもったら、まずは一歩踏み出してみましょう!

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