コーイケルホンディエの次にくるマイナー犬種10選！
コーイケルホンディエといえば、今や世界中で知られる大谷選手の愛犬「デコピン」の台頭で一躍有名となったマイナー犬種。 もちろん犬種を知名度で語るのは愚かですが、「コーイケルホンディエ知ってる？」という掴みが使えなくなってしまうことに一抹の寂しさを覚えます。
今回は、そんなコーイケルホンディエにかわる「次にくるマイナー犬種」についてご紹介します。
クーバース
ハンガリー原産の牧羊犬（護畜犬）。
ゴールデン・レトリバーとグレートピレニーズの中間のような見た目の大型犬 で、チベタン・マスティフを起源に持つそう。
プーミー
同じくハンガリー原産の中型牧畜犬。
テリア系の犬種で、 プードルにも似た独特の被毛から「感電した犬」のクセツヨ異名でも愛されている そう。
犬種名の関係で同じくハンガリー原産のモップ犬「プーリー」と混同され実際に血縁もあるそうですが、あまり見た目は似ていません。
コトン・ド・テュレアール
マダガスカル原産の小型犬で、犬種名は「 テュレアール（港）に咲く綿花（コットン） 」を意味するといういかにもロマンチックな犬種。
フランス原産のコトン・ド・レユニオンにマルチーズやビションフリーゼを交配させて作られた犬種で、テュレアールが生まれたことで人気を奪われたレユニオンはすでに絶滅してしまったそう。
ほかにも、現地の貴族にも庶民にも隔たりなく愛され、一時は貴族によって「庶民はコトン・ド・テュレアールを飼うな！」という法令まで出されたそうですが、 ことごとく無視され現在に至るという愛され犬種 でもあります。
ボースロン
フランスはボース地方原産の大型の牧羊犬で、見た目からもわかるようにドーベルマンの作出にかかわった犬種のひとつ。
第一次世界大戦では軍用犬としても活躍し、現在も警察犬・救助犬として活躍しているそう。
ブリアード
同じくフランスはブリ地方原産の大型牧羊犬で、あまり似ていないボースロンとは兄弟関係の犬種。
「 ナポレオンに愛された犬種 」とも言われており、こちらは第二次世界大戦で軍用犬とて活躍したそう。
アザワク
西アフリカ原産、 遊牧民トゥアレグ族によって数千年にもわたって保護される猟犬 。
英語だと「トゥアレグ･スルーギ」とも呼ばれるそうなので、 見た目のとおりボルゾイやスルーギのようなサイトハウンド系の犬種 のようです。
ドッグレースでの最高記録は時速65キロにも登るそう。
シャーペンドース
オランダ原産の牧羊犬で、名前は「羊の犬」を意味するオランダ語。
ふさふさの被毛が特徴的で、第二次世界大戦頃絶滅を疑われたものの、のちに 偶然発見された生き残りから奇跡的な復活を遂げました 。
トルニャック
ボスニア・ヘルツェゴビナ原産の牧羊犬。
犬種名はラテン語の「塔（Turris）」からきており、見張り役として塔さながらの働きを見せるそう。
現地には 9頭の狼をたった1頭で撃退した武勇伝 も残されているそうです。
ラサ・アプソ
チベット原産でかつては僧院の護衛犬として飼われていた小型犬。
チベットの首都「ラサ」、「ヒゲの犬」を意味する「アプソ」を名前の由来に持ちます。
のちに ペキニーズと交配して生まれたのがシーズー です。
ショロイツクインツレ
別名「メキシカン・ヘアレス・ドッグ」。
メキシコ原産、かつては アステカ帝国成立前から存在していた とさえいわれています。
アステカ神話の神「ショロトル神」の「犬（イツクインツレ）」といういかにも神々しい名前 を持ち「 死者の魂を導く 」とも言われていました。
そんな神々しさの反面、「ミニチュア・ショロイツクインツレ」「トイ・ショロイツクインツレ」も作出されており、ケネルクラブにも登録された比較的メジャーな犬種です。
マイナー犬種10選まとめ
以上、ご存知の犬種はいくついましたか？
知らない犬種がいた方は、ぜひここで覚えてお友達の前で小粋なトークを繰り広げてください！
個人的には三河犬など日本のマイナー犬種も紹介したかったのですが、マイナーなだけに情報が限られてしまい一筋縄ではいきませんでした。
その他にも気になるマイナー犬種がいましたらぜひX（旧Twitter）で教えてください！
- 2025.04.24
- 2025.04.23
