ウーパールーパーって飼いやすい? 初心者向け飼育ガイド

ウーパールーパーといえば、ユニークで愛嬌たっぷりなその表情。 実は 「意外と飼いやすい」として、アクアリウム初心者さんにも人気のペットなんです。
とはいえ、何やら一筋縄ではいかなさそうな両生類。
今回は、ウーパールーパーをこれから飼ってみたい方に向けて、 飼育の基本から長生きのコツまでをご紹介します!
ウーパールーパーってどんな生き物?
ウーパールーパーは正式名称「 メキシコ・サラマンダー」、または「 アホロートル」と呼ばれるメキシコ原産の両生類。
自然界では絶滅の危機にある希少種でもあります。
特徴としては、成長しても 幼生の姿のまま水中で生活するということ。
ふわふわのエラや、いつも笑っているような顔がとてもキュートですね。
体の色も、白、黒、アルビノ、ゴールデンなどバリエーションがあって見ているだけでも癒されます。
飼育に必要な準備と環境づくり
ウーパールーパーを迎えるためにまず必要になるのは 水槽とろ過フィルター。
水槽のサイズは 30cm〜45cm水槽が一般的で、1匹なら十分な広さになります。
床材は砂利を敷いてもいいですが、誤飲が心配な場合は敷かなくてもOK。
その分、水質の管理はこまめに行いましょう。
また、ウーパールーパーは 水温にとても敏感な生き物。
適温は18〜22℃ほどで、夏場は水温が上がりすぎないよう 冷却ファンやクーラーが必要になるケースも。
照明は必須ではありませんが、観察しやすいようにやさしい光があると安心です。
隠れ家になるシェルターや流木を入れてあげると、落ち着いて過ごせる環境にもなります。
エサと水質管理のポイント
ウーパールーパーのエサには、 **冷凍アカムシや人工フード(ペレット)**がよく使われます。
成長期には毎日1回、成体になれば2〜3日に1回の頻度が目安です。
食べ残しは水を汚す原因になるので、食べ終わったら すぐに取り除くのがおすすめです。
ろ過フィルターを使っていても、週1〜2回は部分的な水換えをして清潔な環境を保ちましょう。
また、水道水を使うときは、必ずカルキ抜きをしてください。
その際、水質チェックキットも利用するとなお安心です。
病気の予防と長生きのコツ
ウーパールーパーは比較的丈夫ですが、 ストレスや水質悪化が原因で病気になることもあります。
特に注意したいのは、エラの萎縮、皮膚のただれ、浮き沈みがおかしいなどの症状です。
こうした不調は、 温度管理の失敗や水質悪化が原因になっていることが多いです。
普段から *「食欲があるか」「元気に泳いでいるか」「エラの色はきれいか」*などをチェックするようにすると早期発見につながります。
また、できるだけ素手で触らない、急な温度変化を避けるなど、やさしく見守る姿勢も大切です。
なんと、きちんとお世話をすれば 10年以上生きるケースもあります!
初心者でも安心!ウーパールーパー飼育の基本
ウーパールーパーは見た目の可愛さだけでなく、 以外にも比較的飼育がしやすいという点も魅力のひとつです。
最初は道具やお世話のことに戸惑うかもしれませんが、ポイントさえおさえれば安心して飼育できます。
- 水温と水質をこまめにチェック
- 清潔な環境を保つ
- エサを適切に与える
この3つを意識するだけでも ぐんと飼いやすくなります。
のんびり泳ぐ姿やちょこんとこちらを見ている表情は 見ているだけで癒される存在です。
ぜひウーパールーパーとの暮らしを楽しんでみてください!
- Updated on 2025.04.08
- published on 2025.04.08